12月19 (土) -20日 (日)

本沢温泉 - 硫黄岳

メンバー7人

天気 曇り時々晴れ

​気温 登山口 -3° C

 前夜発にて本沢温泉登山口に向けて23時出発。

途中休憩を挟みながら午前2時、本沢温泉登山口付近に到着。

町営の駐車場にて5時まで仮眠。

 起床後、全員の準備が整い出発。登山開始地点まで4WD車でピストンの為、先発隊4名と後発隊3名に分けて出発。

先発隊が7時30分出発し、ベースキャンプ地本沢温泉に向かい10時30分に到着。到着後、テント設営を行い後発隊を待つ。1時間遅れで後発隊が無事到着。

 1日目、計画では天狗岳へ向かう予定だったが、時間的にギリギリの為、安全を重視して初日の天狗岳はあきらめ、明日の硫黄岳のみに計画を変更する。

 初日の行動に余裕が出来たため、日本最高所野天風呂(2,150m)『雲上の湯』に向かい体を温める事にした。

最高の湯に一時癒されたが、気温は氷点下。野天風呂に浸かりながらも髪の毛が凍り付く。なかなか野天風呂から上がれない(笑)。意を決し、氷点下の中で歓喜の声(?)を上げながらも着替えを終えた。いい思い出である。

 テント場に戻り、次の準備に取り掛かる。言うまでもなく皆大好き宴会が始まる。

今回は、「キッチンH」のシェフHさんが、重い具材を苦しみながら荷揚げしていただき、皆に具沢山のトマトスープを御馳走してくれた。Uさん厳選のチーズもトッピングされ、その芳醇な味わいにメンバー全員が満足の笑みを浮かべる。さらにお酒が進む。

‥日は落ちて、氷点下の雪景色の中、佇むテントの温かい夜は更けてゆく。

楽しい宴会の時間の経つのは早い。明日の山行もあるのでほどほどにし、皆睡眠に入る。

 翌朝5時30分に起床し、硫黄岳へ向け準備が始まる。気温は氷点下10度ぐらいだろうか。

とにかく寒い。あらゆる物が凍ってしまっている。

 7時過ぎに登頂へ向けて出発。途中夏沢ヒュッテでは、気温も氷点下15度。グローブを外し、行動食を食べるもすぐに手が悴んでしまう。ここで折り返してしまうパーティーもいたが、小休止をとり、硫黄岳へ向け再度出発する。

 ここからが、ほんとの冬山になる。低温の中、横殴りの雪と風が頬をたたきつける。

頂上手前、私達を出迎えるかのように一瞬太陽が顔を覗かせたが、それもつかの間。周りの視界、見える景色も10mくらいだろうか。そんな厳しい寒さと風の中、なんとか10時30分に全員無事、硫黄岳山頂に登頂。こういう厳しい寒さと風の中に登り詰めると、つらいけど笑みが皆自然にこぼれる。これが登山の醍醐味だろう。

 山頂では、景色も見えず、寒さの為5分足らずで下山に入る。下山途中では、度々青空も見え始め、凍てつく山々に金色のベールを落とし始めた。残念だが、山頂の景色は、また次回の楽しみにとっておこう。

 テント場まで戻ってくると、すぐに皆で撤収に取り掛かり、さらに駐車場まで下山をする。

駐車場には14時過ぎに到着。

 それから近くの八峰の湯につかり、重い荷物を2日間持ち歩いき、疲れたからだをゆっくりほぐす。同じく八峰の湯にて食事をすませ帰路につく。

 今回天候はいまいちでしたが、山の天気の凄さを十分味わえ、今後の登山にいい経験になったと思う。

硫黄岳。また行きたい山が増えた。

 

記録 A.I

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